2020年10月1日木曜日

J2第22節 東京ヴェルディvsギラヴァンツ北九州in西が丘サッカー場 1-0

 

西が丘はなでしこリーグでよく来るけどJでは久しぶり。
この距離の近さはやはり魅力的である。
チャントがないのでピッチの声が聞こえまくって本当に楽しい。
ホームチームの人気規模ならここ(か駒沢)でいいのにと毎回思う
しかし今回はホームチームの会員以外はメインスタンドとバックスタンドしか販売がなくしかも数がかなり少なかったためかなりのプレミアチケットとなったのであった。

今年2回目の北九州。前回からの大きな変更はディサロがケガで欠場、ケガだった國分が復帰。
ディサロの影響とは考えにくいけど全体的にプレスがハマらない場面が多く外に追いやろうとしても速いパス回しで中を通されてその内1つで失点してしまった。
逆に攻撃の場面で中に効果的なボールが通せずサイドバックからも手詰まり気味でなかなか前に進めない。最終的にサイドの崩しは椿が入ることで、ビルドアップでは加藤弘堅がCBに下がってほぼ解決して最後ゴールだけという感じでそこまで悪くはなかったように思う。
町野はこの試合トップの位置から下がってボールを引き出す役で身体も強く起点になっていたように思う。その分ゴールの位置から遠くなったのが残念ではある。
村松航太は相変わらず強い。先読み力が高いんだろうな。カバーリングが上手い。
ビルドアップも苦にしていないし、判断にミスが少ない。ただサイズの問題もあるし引き抜かれることはなさそう。

ヴェルディは表記上のシステムは4-4-2になる気がするのだけど、トップの2が両ウイングなので実質0トップに近い。マンシーニとタッディが小池と山下で、トッティが俺たちを熱くさせる井上潮音。潮音含めた中盤の選手の立ち位置はチマ以外はかなり自由でサイドや裏抜けなどを細かいボールタッチで頻繁に動き回る。さらにウイングの二人が縦の突破と空いている中に入ってきてゴールを狙うというのが基本の形。それで小池が非常に活きている。やはりシュート技術はチーム随一。小池がいかに点を取れる形を作るかが今のヴェルディのカギに思う。
ただこの試合一番目立っていたのは藤田 譲瑠チマ。
この試合出場選手最年少の彼が一番声を出してチームメイトの指示を送っていた。
面白かったのは佐藤優平(チンピラヒゲ)に対して
チ「もっと寄せて行けよ!」
優「ここで大丈夫だって」
チ「いいからちゃんとやれよ!」
って会話が丸聞こえだったこと。彼は声も高いのでほんとによく響き渡る。
ボランチとしての危機管理能力やゲームメイク力も高いため枯れないでは成り立たないくらいの存在になっているといえるだろう。


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