2021年11月29日月曜日

オフの動向に注目したい俊英12傑+5

 数字に意味はなく、ピックアップした選手を数えたたらそうなっただけでキリのいい数にしようとするのをやめただけ。
去年降格チームなかったせいかピックアップの人数自体随分と減っていたりあと去年と重複してる選手もいたりするのでそっち見てください。

長谷川 元希(甲府/23)
タイミングの良い飛び出しとエリア内でのテクニックに秀でる点が取れる2列目。

宮崎 純真(甲府/21)
ジンイズミサワの離脱で回ってきたチャンスをつかみ大きく飛躍した甲府のアグエロ(勝手に名付けた)シュートレンジが広く精度が高い。エリア内に侵入するドリブルもできる。また守備にも走れる選手。

江川 湧清(長崎/21)
監督が変わったことでレギュラーになった攻撃の起点になるCB。左利きなのもポイント高い。
ただ長崎ユース出身なので移籍となるにはまだ早いか。

半田 陸(山形/19)
中に入って組立に参加する右SB。状況判断に優れ行くところいかないところの判断、ワンタッチでの崩しなど非常に秀でている。マリノスが狙ってると思う。

藤田 息吹(山形/30)
元々上手くて守備でも強い選手だったが山形にきてBOXtoBOXの選手としてレベルアップした。
ちなみに契約満了で放出した松本山雅はJ3に降格。

中原 輝(山形/25)
汰木→坂元と続く山形ドリブラーの系譜を引き継いだ。(ちなみに汰木だけ右利き)
プレイスタイルも当初は汰木のようにカットインしかなかったが、対応され始めると坂元のような縦との二択が出来るように。(右でのクロスは坂元の方が上)
浦和に来てほしい。

池田 廉(琉球/24)
ボックスに入り込んでのシュートテクニックに優れている。またボールの置き方が上手く狭いところでも苦にせずシュートまでいける。

松崎 快(水戸/24)
サイドから一人で決められるドリブラー。どちらかといえばスピードタイプ。
外に張り付いてるだけでなく中からも勝負に行けるのは強い。左利き。

佐藤 凌我(東緑/22)
ワンタッチゴールの申し子。とにかくシュートが上手い。あと当たり前だけどエリア内に飛び込むタイミングが絶妙。周りのレベルが上がる分だけ結果出るタイプだと思うのでもっと上のチームで見てみたい。

柳 育崇(栃木/27)
栃木の壁。まだ30超えていなかったことに若干驚き。とにかくデカい強い。CKの得点力もある。年齢的にラストチャンス。

松本 凪生(栃木/20)
中盤で足元のテクニックに優れるゲームメイカー。セレッソからのレンタルも桜はそこのポジションが厚いのでどうなるのか。

木村 誠二(20/相模原)
貴重な組立できる大型CB(186cm)。危機察知能力に優れていて相手の前に入るのも上手い。
FC東京からのレンタルでレギュラー詰まっているなら移籍もと思っていたところ渡辺剛に海外移籍の報道が。これは素直にレンタルバックの既定路線か。

今更語ることはない人たち(個人昇格待機組)
上門 知樹(岡山/24)
見木 友哉(千葉/23)
佐野 海舟(町田/21)
毎熊 晟矢(長崎/24)
藤原 奏哉(新潟/26)

2021年11月25日木曜日

J2第40節 ジェフ千葉vsギラヴァンツ北九州inフクダ電子アリーナ 2-0

 

アウェイ席なかったりしたこともあり実はフクアリ今シーズン初。
外のスタグルが一つもなかったのは結構衝撃。
あと珍しく全席スタンディング禁止でした。

北九州は前半からジェフが受けてくれていたこともあり内容悪くなかったし決定機もいくつかあったのに、結局ミスから失点して敗戦というムーヴが非常に降格するチームのアレ。
やはり髙橋大悟がもう一人ほしい。起点になれる選手が少ない。ここが相模原と違う点かも。
椿が途中入ってそれまでほとんどなかった単独突破でクロスまでというプレイで流れを変えられたのが光明ではあるのだが。
また井澤春輝が前への推進力とサイドの展開力もあるし組立の入口でスペースで受ける動きができていて、守備も強くいけるし結構重要な選手になっていた。でも浦和のレンタルで無くて完全になってたのね。年齢的にもまだまだ伸びる楽しみな選手だと思う。

千葉はなんで昇格してないのか。
櫻川ソロモンがメチャクチャ化けていてポストプレイの鬼になっていた。身体が強いのに加えて腕で相手を抑え込んでボールから相手を遠ざけるのがとても上手い。日本人のNO1ポストプレイヤーは都倉だと思っているのだが、それに遜色ないレベルに達しているかも。空中戦でなくて地上でこういう風に戦えるようになると期待値はかなり上がる。
福満がWB(攻撃時SB)やっていたのは謎。
見木は昔の船山みたいにいろんなところ顔出して自分のプレイを押し付けられるようになっていた。逆に船山はおとなしくなった。
その上でさらに田口がいるのズルい。
多分見木は移籍すると思うけど高橋壱晟もようやく目覚めた感じだし来シーズンは昇格争い出来るのではないだろうか。

2021年11月16日火曜日

サンフレッズの終焉によせて

今回書きたい内容がたくさんあり、かつ、感情が昂って非常に纏まりのない文章となって大変読みづらくなっております。ご勘弁~。
まずはこちらをご覧いただきたい。

2012から現在までの主な移籍選手
(柏木は2010IN)

2012
IN
槙野
阿部
OUT


2013
IN
森脇
関口
興梠
那須
OUT
田中達也
エスクデロ

2014
IN
青木
西川

関根
OUT
山田暢久
原口
高橋峻希
永田拓也
小島
野田

2015
IN
武藤
高木長男
石原
OUT
坪井
山田直輝
矢島
濱田
加藤
山岸
関口

2016
IN
遠藤
駒井
OUT
啓太
岡本

2017
IN
長澤
オナイウ
橋岡
OUT
永田充
石原
関根
--ミシャ体制終了--
2018
IN
岩波
OUT
梅崎
高木長男
那須
遠藤
駒井
オナイウ

2019
IN
杉本
山中
汰木
関根
OUT
平川

2020
IN
OUT
森脇
長澤

2021
IN
西
小泉
秋本
田中達也
ユンカー
江坂
酒井
平野
ショルツ
OUT
橋岡
柏木
青木
杉本
武藤

まずそもそもとして、ユース黄金世代を積極的に起用したことで今後10年は戦えると感じさせたフィンケを(サポーター団体の圧力に負けて)切っていることが許せなかったというのが発端にある。
そして原口が海外へ行き、高橋峻希永田とサンフレッズによって放出の憂き目にあい、ついに2015年直輝矢島ハマタの退団でこのチームを見限った。(完全に逆恨みである)
そこから反逆の意味合いで矢島、ハマタを追いかけてJ2を見るようになった。
矢島を見るため岡山を応援するようになり、ハマタのために福岡の昇格プレーオフの長居まで行き、そこから今年まで様々なチームに出会い、好きになった選手を応援してきたというわけである。

5番の人が今シーズン限りで退団するとの発表がされた。
長かったサンフレッズも残るは西川のみとなったのだが、そのチームの顔になっていた5番と10番(あと46番)が退団したことで実質解体された。
J2で実績を出した非常に馴染みのある監督と、J2で活躍した聞き覚えある選手たちによって浦和レッズが戻ってきた。
そう考えると私のJ2ウオッチも無駄ではなかったのかもしれない。
それによってJ2行脚も終わりを迎えるというのか。

自分のクラブに対して負けろと思う気持ちを持つことは本当に苦しい。
でも、浦和だけを見ていた時と違いサッカーに対する視野も広くなり見聞も広がり、何より知識が増えた。そして地方都市に行くのはとても楽しい。
一度離れて少し冷めた目で自分のクラブを見れたことも悪くはなかったと思う。
愛するクラブが勝つことを喜び、負けると悔しい。何でもないようなことが幸せだったと思う。
やっぱり人として選手としては好きにならないので感謝の気持ちとかねぎらいの言葉とかはないです(ふたりとも)


最後に2015以降J2を見るようになってからの、贔屓チームと好きになって応援してた選手
2015 ファジアーノ
2016 ファジアーノ→レノファ
2017 レノファ
2018 レノファ→トリニータ・ヴェルディ
2019 特になし(トリニータ)
2020 アビスパ
2021 モンテディオ

2015 矢島・中林・三村(岡山)
2016 矢島・赤嶺(岡山)/一森・小池(山口)
2017 小塚・小野瀬(山口)
2018 高木・岩田(大分)/渡辺皓太・佐藤優平(東緑)
2019 坂元(山形)/(小塚(大分))
2020 上島・木戸(福岡)
2021 中原・半田(山形)

2021年11月4日木曜日

10/30 J2第36節 ギラヴァンツ北九州vsSC相模原inミクニワールドスタジアム北九州 1-2

 


やはり最高のスタジアム。試合終了後には仕切柵もなくなるのでメインスタンド構内歩いて帰れるのでアウェイに優しい。逆天王山という大事な試合なわけで、もう少し観客入ってもらいたいよなあと思った。

相模原を前回見たときは山口を見に行った時のホーム側だったので応援していたわけではなかったが、いろいろとても惹かれるものがあったので、今回はその時貰ったユニフォームも着て。
メンバー構成が結構極端でスタメンの半分が19歳20歳という中、ベテラン藤本淳吾がドッシリ構える。この藤本と川上竜、平松宗の三人が若いチームの道標となりゲームをコントロールしている。
平松は前線からの積極的なチェイシングはもちろん、ロングボールの競り合いも強くワントップとしてかなり信頼感が高い。
川上は特にバックラインで組み立ての際、時にはラインに降り、時には相手ボランチ横に顔を出してボールを引き出したりと、めちゃくちゃサポート力が高い。
藤本淳吾はその川上より少し前目で明いているスペースに入ってボールを受ける。さらに自分が動いたことで相手の動きをコントロールして、味方をフリーにするのがとても上手い。当然足元の技術が高く、かつプレー選択速度が段違いなのでどんどん相手を崩していける。J2ではあまりお目にかかれないようなエグいワンタッチパスがエグいタイミングで出てくる。
若い選手の方では、CBの木村は予測能力が高く一歩目が早いので相手の前に入ってカットするのが上手い。多分これはチーム方針なんだろうけど守備時にハーフウェー越えてないくらいでも相手ボランチに対して強くプレスに行って奪ってたりしていた。高さにも強いし名前が地味すぎることくらいしか弱点がない。
来年は上で活躍するだろうなと思ったら、瓦斯ユース上がりでレンタルなのか。もったいないな。
右CB藤原は浦和からのレンタルで、パス技術があって相手プレスも苦にしない足元がある。同サイドの展開の時には持ち上がったりして、フィニッシュのところまで参加できるのは強み。
成岡はテクニックある選手にありがちなボールを持ちたがることがなく、判断早く展開が出来、ポジショニングも上手い。
兒玉は1vs1に自信を持っているタイプで、サイドからどんどん勝負に行ける。
明確にチームとしてフィニッシュの形を描けているのがボール回しから伝わってきて非常に見ていて面白くもある。さすがアジアの大砲。降格するようなチームではない。
しかし当たり前ではあるけど若い選手はみんなレンタルで来年いないのはつれえなあ。

北九州は、上記の攻めのためボールの奪いどころが明確にならず常時後手後手になってしまって苦しい。
高橋大悟はやっぱりとにかくシュートがめちゃくちゃ上手いなあといつも思う。難しい体勢でもゴール決められる。ただ、椿はケガ明けということもあり、攻撃が基本的に高橋大悟からじゃないと始まらないのが厳しいところなんだろうなと。富山はポストプレイヤーとしては優秀だけどやはり前に一枚足らない感がある。
あと小林伸二だから、今の時点で残留争いが出来ているというのは心に留めておいてほしいところ。