2020年9月27日日曜日

J2第21節 大宮アルディージャvs徳島ヴォルティスinNACK5スタジアム 1-2

 



毎度のことながらのNACK5スタジアムである。写真が同じような角度ばかりでホントに毎回撮っているのか疑わしくなっている。

三ツ沢が無くなったので必然ここが増えてしまうということだが。またアルディージャに詳しくなってしまうな。



今年の徳島はDAZN視聴での優先度は高いのでそこそこ見てはいたのだが生で観るのは初めてだったりする。
とは言っても初見の選手は少ないので特に語るべきことも少ない。
ただそれでも福岡将太は縦パスのタイミングや強さが絶妙で、後ろの位置からどんどん入れられるのはかなり強み。田向がドリブラーなので色の違いも出ていいと思う。
藤田のFKはちょうど目線の延長にボールの軌道があって本当に美しく、壁越えた瞬間に入るのを確信した。
ドゥシャンは言われてたほど足元ヤバくないやんと思った矢先にやってしまったので、今後も絶対的な選択にはならないんだろう。
ただ最後5バックで守りに行って守りきったのは収穫だし、そういうときには必要な選手なのは間違いない。

イバがいなくていつもの大宮やん、2点取られて覇気失ってるやん、と思わせといて最終ラインにプレスかけ始めた途端点が取れたからやる気出した、みたいな内容。
それなら最初からやればよかったのにと思うのは素人考えだろうが。
前半イッペイのシュートがポスト当たってそのまま真っ直ぐ跳ね返ったのを見たときに、勝ってないチームはとことんそうなんだよなあと思った。あの角度でゴールに反射しない意味がわからない。
相変わらず攻撃のスイッチになるようなボールが前に入らない。ボールロストを恐れ過ぎなのかも。
なんか黒川一人気を吐いているようにみえる。
戸島はやっぱりポスト苦手なんで結局同じことをさせようとしてもなあという前と一緒の感想。


結果3点の内2点がDFへのプレスだし決勝点はFKなんで、流れからゴールは無かったんだなと後から気づいた。

2020年9月16日水曜日

J2第9節 大宮アルディージャvsアビスパ福岡inNACK5スタジアム 0-1

試合前中止となった分の振替。当時とチーム状況が真逆になってしまったのがタイミングの妙というかなんというか。
ボールパーソンいなくてライン際にボール並べるシステムだったけどコロナでそうなったんだっけか?(記憶にないが
スピーカー近くに座ると死ぬので、球団職員らしき方にスタジアムでチャント流すのかを確認したところ、雰囲気を作るために流すとのこと。選手の要望もあるそうだ。一応軽く、グラウンドの声を聞きたい人もいるので可能であればなしにしてほしいとはお伝えした。

というわけで8月よりかなり良くなっているアビスパはボランチが前寛之と松本泰志がコンビでこれがかなり安定感ある。お互いにバランス取るのにも優れていて、さらに二人とも受けたあと安易に戻さないので攻撃にテンポが生まれる。前寛之はパス出す前に一枚交わしてからという意識もあるし、常にゴールに繋がるパスを狙っている。もはや岩尾(徳島)クラスの選手。
増山は最後の最後まで前線のプレスをさぼらないしこういうのは後半苦しい時にチームが奮い立つプレイだと思う。
ここまで相手に握られて相手ペースが続く時間が多かった試合は久しぶりだと思うが苦しい時を耐えてワンチャンスをものにできた戦い方ができたのはとても大きな収穫であろう。
しかしさあ守ろぞ!って時に鈴木惇と三國ケネディエブスが入ってくるのは守備固めなのか守備緩めなのかわからなくて心臓に悪い。

でひと月前よりかなり悪くなってる感じの大宮。
イバが入って前線の溜めができるようになったのだが、そこから先がない。フォローがほとんどなくイバが受けても攻撃の起点になれない。
なぜかしばらく考えながら見てたのだけれど、原因としてはおそらく攻守の切り替えのスイッチの問題。
基本的にリトリートで(引いて)守っているため自陣深くまでチーム全体が戻っていることが多く、ボールを奪ってから最初の選択がイバになるのだが、それが遠くなっていることもあり攻めるぞとなった時には最終ラインまでボールが戻っていたり、最悪イバが潰されてまた相手ボール、という展開になっている。
また全体的に追い抜かしていくプレイが少なく、この試合シャドーで入っていた菊地俊介と小島がサイドバックとボランチ横のスペースに入っていい位置でボールを受けても戻さざるを得ない状況ばかりで、どうにもゴールへの道筋が見えてこない。
ゴールからの逆算したプレイという意味では、後半自分からゲームを動かすことができる黒川と大山が入ることで改善したように思う。

2020年9月9日水曜日

J2第16節 ジェフ千葉vsアビスパ福岡inフクダ電子アリーナ 2-2

 

開幕戦以来の蘇我。
しかし仕事抜けだすのに失敗し到着した時にはすでに1点入っていた。
通常の時チャントが反響して迫力出るスタジアムのため、監督の指示や選手の声もよく聞こえて楽しい。
ユンジョンファン監督がタイムアップ直前追いつかれたとき思わずベンチ蹴飛ばした時の音も響き渡ったw
いやーリモート応援ホントいらない。

福岡は今年3試合目だが、新しい発見はまだまだある。
木戸皓貴は去年までにも何回かは見てるはずなのだが大勢決している場面とかで出てるイメージで、スタメンで長い時間観たのは初めてだと思う。そのためこんな器用な選手だとは知らなかった。
正直サイズ的にも裏抜けが得意なスピードタイプでマリノスから来てた仲川のような選手だと思ってた。(余談だけどアビスパ在籍時の仲川は典型的な師匠で、裏抜けからGKの1対1になってGKに当てるのを繰り返してるような選手だったのでMVPってのは結構驚いた)
サイドに流れてボール引き出したり、逆にサイドのスペースを作り出して輪湖を走らせたり、また意外といっては失礼だけど相手を背負ってのプレイがうまくてポストプレイもできるのには驚いた。
松本泰志はもう攻撃の中心になっていた。
DFに近寄ってボールの受け渡し回数が増えて、サイドチェンジやコーナーのスペースへのボール配球は武器になっている。視野が広いのでスタンドから見てた時プレイ選択にストレスがたまらない。(これ結構重要かもしれない)


千葉は守らなきゃいけないチームなのに守れないのが続いてるのは苦しい。
縦パスがバンバン入っちゃうのは、リトリートでゾーンを守る意識が強すぎるからなのか?
相手が楽に攻撃組み立てられる状況になっているのも守り切れない原因の一つかもしれない。

小島秀仁がジェフ在籍史上一番輝いていたかもしれない。
攻撃時は基本的に小島から始まっている。視野が広いのはもちろんキック精度ボールコントロールが上手い。最近出るようになってるみたいでよかった。
個人的に長谷部→細貝の系譜を継ぐ選手と思っていたので、活躍するとホントうれしい。
山下敬大はまたレノファ時代前半のシュート枠外2本打たないと枠行かない病に苛まされるようになってしまった。
複数ポジションこなせるし守備サボらないから、FWのファーストチョイスのようだし頑張ってほしい。