2020年12月18日金曜日

オフの動向に注目したい俊英25傑+4

主に個人昇格だったり上位チームへの移籍が見込まれるであろう選手25人をとりあえず簡単なプレイスタイルとともに上げてみた。順不同。性質上若手が多いです。
去年から引き続き数打ちゃ当たるということで選手が増えました。
めんどくさいしあまり意味ないデータなので在籍年数と前所属はオミットしポジションと年齢のみ。名前だけ羅列してもよいのだがさすがに味気ないので当たり障りのない毒にも薬にもならない私のコメントも記載します。

長崎
名倉巧(MF/22)
右サイドからシャドーが主な主戦場のテクニシャンドリブラー。
今年一気にブレイク。突破してクロスというより中に入ってあえて狭いところに突っ込んでのシュートが得意。

氣田亮真(MF/23)
こちらは左サイドのドリブラー。ほぼ名倉と対をなす存在。得意な形も似ている。

甲府
中塩大貴(DF/23)
左利きのCB。積極的に攻撃に参加してなによりパスの精度が高い。後ろからのビルドアップを重視するチームには重宝する。甲府は今年ほぼ完全ローテーションを敷いていたので、出場試合数はそんなあてにならないです。

武田将平(MF/26)
左利きのボランチ。とにかく運動量が豊富でボール奪取力が高い。そのまま敵陣エリア付近まで攻めあがってゴールも決められる。背も高いほうでヘディングも上手い。あとめっちゃイケメン。
岡山からのレンタルということをさっき知りました。

北Q
村松航太(DF/23)
小さいけどめちゃくちゃ上手いCB。こういう選手ピックアップしておくと通っぽい。

高橋大悟(MF/21)
右サイドからセンターハーフのゲームメイカー。ゴールも狙える。エスパルスからのレンタルでした。

ディサロ燦シルヴァーノ(FW/24)
ここで上げるのも今更感あるストライカー。チャンスを確実にものにするので信頼感がすごい。裏抜けがとにかく上手くてシュートがめっちゃ上手い。ビルドアップにはあまりからまずフィニッシュを常に狙っている。

町野修人(FW/21)
デカい強い上手い。こちらは下がって受けたりサイドに開いたりしてボールを動かせるFW。キープ力も高い。

栃木
森俊貴(MF/23)
スピードとテクニックに優れたSH。ちょうど徳島に行った西谷に近い。ドリブルに自信を持っている感じがとてもいい。

新潟
本間至恩(MF/20)
J2「しおん」三銃士の一人(あとは井上と丹羽)
左サイドのドリブラー。スペースあると生き生きするタイプでJ2によくいそうと言ったらさすがに失礼か。

水戸
平塚悠知(MF/24)
ポジショニングのうまいボランチ。なんかひょっこりいる。味方にいると頼りになるタイプ。こういう気が利く選手が好きです。

山口一真(FW/24)
ご存じ鹿島からレンタルの万能ストライカー。シュートのうまさはもちろん下がってボール捌いたりサイドでボール引き出したり一人で何でもできちゃうのだ。

東緑
藤田譲瑠チマ(MF/18)
ヴェルディが育てたボランチの最高傑作。後ろ目でポジションを取りピッチ全体を管理する。そして短いパスで左右に捌いてゲームを組み立てる。攻撃的MFの最高傑作が渡辺皓太だったのだが、すぐ後にボランチでまたこんな選手が出てくるのはほんとすごいと思う。

山下諒也(FW/23)
超快速FW。多分前田大然より速い。その足がチームカラー的に合わないので生きるチームへ移籍してほしい。

山雅
常田克人(DF/23)
左利きの長身CBとかいうロマンの塊。普通にビルドアップも上手い。
ベガルタからのレンタル。仙台のCB事情はよく分からないけどシマオマテが抜けたらレギュラーなれるんですかね。

琉球
小泉佳穂(MF/24)
「こいずみよしお」と読む。小川佳純に次ぐ女性感ある名前。カミーユなら殴られそう。
坂元のドリブルの師匠として俄かに注目を浴び、それに恥じないテクニックの高さを見せつけている。特にエリア内の狭い位置でのプレイを得意としていてゴールに近いところでも相手を軽くかわしてゴールする。彼の場合サイドでなくて中央でそのプレイができるのが本当に希少。

千葉
見木友哉(MF/22)
さりげなくドリブルがうまくて気になった選手。一気に突破という感じじゃなくてとりあえず一枚かわす、みたいな感じで実はそういうのってとてもありがたかったりする。個人チャントは「みーきみきみーきみーきともやー」(歌う阪急電鉄ならぬJR)。顔が四千頭身の都築に似てる気がする。
こういう選手の引き抜きを当てたりするとかっこいいのでお願いします。

金沢
島津頼盛(MF/21)
戦国武将っぽいJリーガー堂々1位、ではあるがよくよく考えたら名前は鎌倉っぽい。しかも源氏平氏混在。読みは「しまづらいせい」。
左右のワイドな位置から裏も表もスペースを見るのがうまくてボールを引き出せる。そこからさらに味方を使ってゴールを狙う選手。

加藤陸次樹(FW/23)
金沢の17番は加藤という決まりでもあるのか。プレイスタイルも前加藤の大樹に似ていて裏へのスピードでゴールを取るタイプ。決定力の高さは魅力的。

岡山
上門知樹(MF/23)
シュートレンジがとにかく広い。ゴールが見えたら打てを体現する選手。しかも大体枠に飛ぶのはすごい。

群馬
田中稔也(MF/23)
サイドハーフではあるけど中でプレイしてる時間が長い印象。またサイド展開時ファーでフリーになってゴールという場面が多いように思う。顔のわりに若い。

加藤潤也FW26
サイドのゲームメイカー。突破力が高くドリブルも上手くて一枚はがせる選手。

愛媛
長沼洋一(MF/23)
サンフレッチェからのレンタルだった。高い位置での突破とクロスでゴールに直結するプレイができる。

山口
高井和馬(FW/26)
狭いところでのテクニックとシュートがうまい選手。もう山口でやれることはやり切った感はある。年齢的にもラストチャンス。

浮田健誠(FW/23)
ポジショニングがうまくなんか点を取る選手。後半引き抜きを恐れたのか出番を減らされた気がする。

J2チームは、気になる選手いたら今のうちにマリノスへレンタルのオファーを出しておこうぜ!

以上に加えておまけで昇格チームで気になる選手
徳島
小西雄大(MF/22)
左利きボランチ。岩尾の隣が彼とそうでないときの差が激しい

渡井理己(FW/21)
シャドーのテクニシャン。一瞬DFをずらしてシュートする。

垣田裕暉(FW/23)
身長のイメージと違って実はニアに飛び込んで一瞬触る、みたいなゴールのほうが得意。イージーなシュートが枠にいかない徳島のクライファート。

福岡
上島拓巳(DF/23)
柏のDF事情が分からないから何とも言えないけど、来年はどのチームでも主力だろう。海外行ってもいいぞ。サイン入りユニフォームは大切にします。

2020年12月16日水曜日

J2第40節 アビスパ福岡vs京都サンガinベスト電器スタジアム 2-0

 

もう最近は慣れたもので、福岡空港から天神まで歩くのすら道も覚えて苦にならなくなってきました。
そんな週末福岡紀行もついに来週で完結。どんなエンディングが待っているのやら。

この試合のスタメンはカルロスグティエレスを除けば金沢戦で同点に追いついた時のメンバー。長谷部監督はこういう選手の使い方をする。結果を出せばちゃんと評価に反映される、モチベーションは上がるよね。
で田邊草民のサイド起用、これが急にハマってきた。DFとボランチの間のスペースで溜めを作ってその外と中の二択で守りにくいようにボールを散らしていくのがとても効いている。このタイミングで新しいパターン生み出すのはすげえなと思う。
福満はむしろもっと中に入っていく感じで場合によってはそうたんと同じサイドまで行って数的有利で崩していくようになっている。ケガが心配です。
ということで左右のSHは中盤の役割ができる選手が割り当てられるようになっていて、所謂正当なサイドアタッカータイプはファーストチョイスじゃなくなっているので増山石津菊池などの起用が減っているのではないかと思う。
山岸はほんと頼りになるCFでとりあえずキープしてくれる安心感がすごい。それでも山岸なら・・・・山岸ならきっとなんとかしてくれる・・・!!
大弥もヘディングがうまいのでロングボールが簡単に開いてボールになりにくいので中盤のプレスが楽になっている。

京都をじっくり見たのが初めてで、前線のタレントの豊富さに騙されたのだけど、実はカウンターのチームでした。
スーパー仙頭はスペースでのボールコントロールとスピードでショートカウンターの鬼だし、ウタカは下がってボールもらうことが多いなと思ってて、よく見ると相手を背負っての競り合いとかキープはそれほどでもなくて、どちらかというと前を向いたときに相手を引き摺りながらボールを動かしていく能力が半端ないことに気づいた。
庄司もロングパスで局面変えるのがうまい選手なので、そういう状況が起きやすいカウンターのほうが京都の良さが発揮される。だから実はボール保持擦り合い合戦だったという。
(最終的に京都が55%)
あと實好監督はめっちゃいい人なんだろうなと思いました。
これ曺監督になってどれくらい選手が残るのか、もしくはこの選手達であのサッカーができるのかちょっと予測できない。

2020年12月8日火曜日

J2ベストイレブン

 ドラフト会議が悔しいので先に公開します←

GK
永井 堅梧(北九州)

DF
鈴木 雄斗(松本)
藤原 奏哉(北九州)
上島 拓巳(福岡)
ヨルディ バイス(京都)

MF
小西 雄大(徳島)
武田 将平(甲府)
名倉 巧(長崎)
椿 直樹(北九州)

FW
渡井 理己(徳島)
ディサロ 燦シルヴァーノ(北九州)

SUB
セランテス(福岡)
前 寛之(福岡)
小泉 佳穂(琉球)
泉澤 仁(甲府)
垣田 裕暉(徳島)

J2第39節 アビスパ福岡vsツエーゲン金沢inベスト電器スタジアム 2-2

 

もう日が当たっていても少し寒さを感じるように。
試合前のイベントで久々に堤をみた。やはりいつでも浦和OBを見ることができるのはうれしい。
この日は珍しくFC東京ファンの友人と観戦だったのだが、中村北斗の引退セレモニーもあってその試合で田邊草民がゴール決めたというのは印象深い。

完全な負け試合で自分たちの時間が全然なかったにもかかわらずそのわずかな時間で2ゴール取れたのはかなりデカい。
とりあえずそうたんには謝らなければ。申し訳ない。(何ができるか未だによくわからないと言ったことがある)
最近サイドで使われることが多くなって、ただサイドの選手としては突破力がないので、要はサイドに配するのだけど中でプレイさせるためで、それはサイドの選手を使うより効果的ということなんだろう。(シーズン当初は菊池大介がそのタスクを担っていたのだが)
ファンマ前半だけで変えたのは結構思いきったなという印象。
重廣は前への飛び出しも多くなって後ろでもバランス取れて運動量も多くなって持ち味がどんどん出てきている。
CKからの失点とラスト輪湖とセランテスに救われたところはほぼ同じ形になっていて、完全に狙われた感じ。


ヤンツーはやっぱりちゃんとしている。
福岡のビルドアップは基本前を経由しないと動かないので前からのボールの出口を塞いで組み立てできないようにしていた。そして福岡が攻撃来ているときはサイドが薄くなるためそこを左渡邊ホドルフォと右島津高安が一気に狙うという。特に高安とホドルフォはボールに絡んで目立っていた。そして加藤はやはりスペース狙うのがうまい。確実にこのオフの人気案件。
加藤に限らず金沢の選手はどこにどう動いたらあいてがどう動くのかわかっているように見える。

2020年12月4日金曜日

J2第37節 アビスパ福岡vs大宮アルディージャinベスト電器スタジアム 1-0

 

この日は雲が多く日陰になると一気に寒くなりさすがに冬を感じてきた気候であった。
日が出ると暑いくらいになるんだけれどもね。

さてこの組み合わせなのだが今年1番現地で見ているチームに対して、2番目に見ているチームの対戦なわけで、はっきり言ってほとんど書くことがないです。

福岡はファンマが試合中ほとんど役に立ってないのに大宮絶対殺すマンになってたり、三國がここずっとベンチ外なのは相当ケガが重いんだなということと、セランテスの反応は相変わらずおかしいということを再確認した程度です。

大宮はどの選手がケガというのが把握しきれないけれども、とにかく離脱者は多いという話で、その中でスタメンがある程度固定されてきていて、最終的にワントップがイバでもハスキッチでも戸島でも富山でもなく、菊地俊介になっているのが面白いなあと思った。ワントップの頂点のイメージが全然なかったのだけれど、裏抜けのタイミングがうまくポストもワンタッチで背負いながら捌いていて攻撃のリズムを作っていた。
ただ結局シモビッチが一番よかったじゃんて気がするけど何が気に食わなかったんだろう。
ここ数年大宮は外国人選手の獲得がうまくない印象です。

あとやっぱり黒川はゴールで近いところで仕事させたほうが絶対いいと改めて思った。
試合終了後長谷部監督の下で黒川小島二人がそこそこ話し込んでいたのが印象的。
この二人と奥抜高田というドリブラーもいるしここら辺がどんどん試合に絡んでいってほしい。