2018年4月27日金曜日

J2第10節 町田ゼルビアvsレノファ山口 1-2○

町田はアウェイ狭くて見難いけどなんか好き。
カレー美味いし。
去年残留を決めた試合など思い出に残りやすいのかもしれない。(自分のレノファ初見もこのスタジアムであった)

町田が好調な原因を探したのだが、イマイチよくわからなかった。杉森は上手いしスピードもあるがそれだけとは思えない。
去年までは中島次第というイメージだったのが、この試合に限ってかはわからないけど、そういう感じはなかった。もちろん要所要所は中島だったのだけれども。
後半平戸が下がったのが地味にレノファ的には助かったと思う。要のプレースキッカーが抜けるだけで気分はかなり楽になる。鈴木孝司もいなかったし。
気になったのは吉濱。去年もいたはずだけど全然印象に残っていなかったが、この試合すごく目立っていた。ボールタッチ回数も多く連動してエリアに入ってチャンスを作っていた。
今後気にしていこうと思う。

レノファは池上が初先発。PKもらったプレイなども素晴らしい飛び出しからだったし、一点目もダイレクトで小野瀬に折り返したのがゴールになっていてキーマンになっていた。プレッシングもサボらないしエリアに侵入する前に止めに行くしで非常に有難い存在。
大﨑と共に、ボール受けるときに顔を出してくれるし気が利く選手。この二人と守備に目覚めた三幸だとかなり安定感が出るのではないか。
ゲーム自体はチームとしては悪かったと思うが悪いなりに勝ってるのはやはり強いチームなのだろう。

2018年4月21日土曜日

J2第9節 大宮アルディージャvsファジアーノ岡山 1-1△

今年絶好調のファジアーノ。
実はJ2行脚を始めるきっかけになったチームなので、ゴール裏で見ているチームとしてはレノファの次に多い。

大宮については以前マテウスとシモビッチのことを書いた。
その後何度かDAZNで試合を見てこの二人次第だという思いを強くした。
そして今節その二人がどちらもいないという自体。マテウスは前節レッドなのだが、シモビッチはどうやら戦術的判断らしいというのを読んだ。
そうなると大宮のストロングポイントはどうなるのか。
大前が降りてきてボール受けて、嶋田の飛び出しでチャンスを作れたのは収穫だろう。
サイドの崩しもいくつかあった。
ただその先にシモビッチがいれば、と感じるはどうなんだろう。
あとハイボールにDF陣がことごとく負けているのが気になった。そもそも競ってすらいないことも。
結局一番与えちゃいけない位置でFKを決められて勝ち点を落とした。この調子ではまだまだ苦しみそう。
この試合負けていたら解任だった気がする。

好調ファジアーノの要因、それは赤嶺頼みじゃなくなったことに尽きる。
赤嶺は岡山に来てポストプレーが開花しJ2屈指のポストプレーヤーと言うことは周知の事実であるが、如何せん不在となると、ボールの収まりどころがなくなって試合にならないことがよくあった。
結局上田が真ん中でボールを持ち自分たちの時間を増やすことで解決した。
去年岩政の穴を埋めきれなかった最終ラインも後藤ハマタの新加入組で強さと高さを取り戻したといえよう。
サイドの三村は突破力があり、10番大竹は天才肌のボールタッチ。バカルディにも期待できる。
しかし片山も押谷もいなくなってしまったんだなあ。

2018年4月8日日曜日

J2第8節 東京VvsFC岐阜in味の素スタジアム 0-0△

視界が広い。(3200人だそうです。東京のチームが東京ホームで!)

ヴェルディと岐阜は似たようなパスサッカーチーム(とMDPに書いてあった)なのだが、決定的な違いがわかった。
岐阜の選手は常に前を意識しているのに対してヴェルディは空いているところへ出しているだけ。
岐阜はパス一つ一つに細心を払い、受け手の左右どちらに出すのかまで考えられているが、ヴェルディは人にただ出している。そんな印象を受けた。
だから岐阜はターンととワンタッチがとても多い。それはボールが来た時点で周りの状況が判断できる余裕がある為。
また、サイドにボールが入ったとき、岐阜は同サイドで細く回して一瞬のタイミングで中へ持っていきシュートを狙う。古橋が左で右がパウロなのはそういう意図だろう(利き足)。
ヴェルディは中に強い選手巧い選手がいるので、真ん中でキープして最後は空いている外からクロスというのが多い。真ん中でボール持って外への意識が高い。この所為で余計あんざい不在を感じさせる。
あの二人ならぶっちぎってるなと言う場面が多々。
簡単にいうと岐阜は外外内、ヴェルディは内内外。ゴールが近いのはどっちだろう。

ヴェルディで遂に紺碧のペガサスこと高井和馬が初出場。群馬では一人でなんとかしていただけに、閉塞感のあるヴェルディ攻撃陣を牽引していくことだろう。群馬より周りの選手のサポートはあるはずだ。
前にボール動かせるのが梶川と高井だけ。渡辺晧太は守備で存在感があるので、攻撃の方でも頑張ってほしい。将来日本を背負って立つ存在になれるはずなので。

岐阜は中盤の3人、宮本小野永島の運動量とゲームに関わる負担がかなり大きくて大変だなと思う。ディフェンスラインで跳ね返したと思ったら真ん中でリンクマンをし、相手ゴール前に飛び込んでいく。庄司がいなくなった分3人で分担できているとも言えるのか。
守備は竹田が入ったお陰もあり、構えているときは安定して守れるのだが、パスミス等で切り替わったときに特に中盤が薄くなるので危なくなる。この試合に関してはヴェルディの拙攻に助けられたところも。
まあこのプレイスタイルだから仕方ないところでもあるんだけど。GKはリーグ屈指なので、逆を言えば変なパスミスが減れば失点も減ると思う。(当たり前か)

2018年4月5日木曜日

J2第7節 横浜FCvsツエーゲン金沢inニッパツ三ツ沢球技場 0-4○



三ツ沢にはいつも横浜駅から歩くタイプ。

FCのキーマンは去年から野村と佐藤謙介で、イバとレドミか目立ってるのは彼らの活躍があるこそだと思っている。
野村は前を向いてボールを運ぶ技術に長けていてイバ警戒の相手を引っ掻き回してゴールを狙えることができる。佐藤謙介は攻守に気が利く選手でイバレドミが守備しないことのフォローをしながら攻めるときの起点となってボールも動かせる選手。
で、今節初観戦であったが佐藤がベンチスタート野村は左サイドの高い位置。
あとから思うと金沢を舐めていたのではないかと思う。3人だけで点を取れる、残りの選手で守ればOKと。
だが実際は中盤でボールを持たれたときにプレスが緩く思うように奪うことができない、その割に中里渡邊のボランチが下がり気味のため攻撃では相手のプレスに引っ掛かって前線までボールが繋がらない。イバ目掛けてもセカンドを全部金沢が拾うため驚異にならない、繋がらないからイバレドミ野村はボールを貰うため下がらざるを得ずゴールから遠ざかってしまうと言う悪循環。この三人はほとんどシュート打ってないと思う。
後半途中から佐藤が入って動きが活性化したものの点差が開いて終戦、と言った感じであった。攻守分担はもうJ2でもキツイのかもしれない。

ちなみにCKからの失点は2つともFCの選手が誰も飛んでいなかったのだけどどういう決まりなのだろう。

金沢
去年見れなかったので柳下監督では初めて。
選手全員がサボらず意識の統率皆が同じ方向を見ていると感じられた良いチームだった。
マラニョンは前線からプレスを掛け、チームのために走れる選手。最終ラインの作田もイバに仕事をさせなかった。
また梅鉢藤村のボランチはあまり運動量が多いと感じ無く、むしろポイントを抑えてボールを奪っていると言う印象。さらにそこからの繋ぎでもミスは見受けられず、二人共ボールの扱いも巧く攻守両面で活躍していた。
清原は左足絶対使うマンと思わせて最後の最後縦に入り込んで右でアシストするなど相変わらずセンス抜群である。

2018年4月1日日曜日

J2第7節 モンテディオ山形vsレノファ山口inNDソフトスタジアム 0-1○





ちょっと遠くに行ったときは写真多めに撮りますw

今シーズン初の観戦済チーム同士の対戦。

山形は前節同様後ろから組み立てようとするが縦に強いボールが入らないため決定機が作れない。試合通じて作り出したゴールチャンスは瀬沼のシュートミスと加賀が上がってきてエリア内コンビネーションで崩した(ラストパスが合わなかった)2回くらいだったろうか。
モンテディオを簡単にいうと似非ポゼッション。特にこの試合はレノファが前からプレスに行くため空いているところ空いているところへボールを送っているだけでどういう考えで攻めるのか、ということが見えてこなかった。
両サイドの山田、古部のところにボールが入っても相手を個人で剥がせるタイプではないため、また戻しての繰り返し。
山形のストロングポイントは瀬沼のテクニックと阪野の強さ、ポストだと思うので、繰り返しになるがそこが活きないのはもったいない。

レノファはまず守りの要である佐藤謙太郎が怪我で2ヶ月ほど欠場。その前から高橋がスタメンになっていたが今節はFWの山下がそのポジションに起用された。高さもあるし周りもよく見えていて問題なくこなしていた。とても器用な選手。言われたらDFもできるのではないか。言うなればセレッソの山村みたいな選手である。
もう一つ坪井のところに開幕時にはいなかったブラジル人ヘナンが入っている。対人に強く高さもある。また出るところ待つところの判断が上手く相手の前に入るのも上手い。さらに両足問題なく使える(恐らく左利き)J2レベルを越えているDFである。
山形がラインを高くしていることにより今まで以上に最終ラインから(特に右サイド)裏を狙ったボールが多くそこからゴールが生まれた。
何故かこの試合、三幸が凄いやる気になっていて再三激しいマークからボールを奪っていた。これは今までの彼には見られなかったプレイ。
パスの判断ミスも無くこれならそこのポジションでも問題ないのではないか。
この状態が続くなら上位定着も見えてくる。