2018年9月9日日曜日

J2第32節 町田ゼルビアvs水戸ホーリーホックin町田陸上競技場 0-0△

伊藤涼太郎とか茂木とか黒川とか中盤にテクニックに優れた若手が多い水戸だがなぜかこの日はジェフェルソンバイアーノ目掛けて蹴るだけのサッカーになっていた。

特にみるところもない試合。

J2第30節 ジェフ千葉vs東京ヴェルディinフクダ電子アリーナ2-3○

ヴェルディは言うまでもないがJ創世記の王者である。チームに関する様々な話や、その頃弱いチームを好きだったこともあり、私の中ではずっとヒールのチームであった。
しかしここ数年で一番観に行ってるのはヴェルディの試合で、もちろん味スタアウェイ席だけだが、去年ロティーナが来たことで、かなり印象が変わってきていた。魅力的な選手が多く、相手ながらサッカーが面白くなっていった。

そしてJリーグ誕生から25年、遂にヴェルディのゴール裏へ座るときが来た。この試合はそんな感じで自分には結構大きな転換点であった。
何気にずっとカモンヴェルディが好きなチャントだったので歌えたのは嬉しかったりする。

というわけでジェフ。
スタートツインタワーで逆転されたら船山システム(船山が動き回ってなんとかするシステム)とかもう迷走してる感しかない。
先はないだろうな。

ヴェルディで今一番面白いのは李栄直とかいうムチャクチャな男。基本的にヴェルディの選手は試合中ピッチの中で決められたところに位置しそれを保つという戦い方をしているのだが、コイツだけはそんなのお構いなしでボールを追い回す。だからポジション被りまくるし、空けてある味方のスペースを潰しまくる。足元もヴェルディの選手とは思えないくらい拙い。が、身長と身体の強さに加えて、落下地点の見極めが良いのか空中戦に滅法強く収まらないがだいたい触る。
ロジックで戦うチームの中で唯一ロジックを破壊する男。それが李栄直である。
ロティーナはかなり重宝しているので、恐らくそういう狙いなんだとは思う。今のサッカーでこういう選手を見れるのは貴重かもしれない。

佐藤優平のゴールはあのスピードよクロスをピンポイントで合わせたゴラッソであり、奈良輪、寛也とともにベストゴールに選ばれてもおかしくなかった。
奈良輪のゴールは梶川がスルーして奈良輪が蹴った瞬間に入らないわけがないと思いすでに立ち上がって万歳していた。
藤本寛也のチャントがナンダカンダで若狭大志のチャントがギャバンなのは洒落が効いててとても良い。