2019年5月12日日曜日

J2第13節 柏レイソルvs徳島ヴォルティスin三協柏サッカー場 1-0●

ここに来るのは2度目なのだが、実は入るのは初めてである。
ご存知熊本地震による代替試合で来ているのに試合は見れなかったのである。
理由はこちら


ツジトモチャリティサイン会に参加するため開場前から並んだのだが、なんと試合終了すぎても終わらなかったのである。

そんなわけで初めての日立台なのだが、アウェー側の光景に既視感しかない。
西ケ丘と同じ画角だ。

そんなわけで徳島も柏も今年初見。
大分がJ2オールスターといわれて久しいが、実は徳島もそれに勝るとも劣らないオールスター感に溢れているメンバーだったりする。

前線の押谷(岡山)清武(熊本千葉)野村(横縞)岸本(水戸)河田(新潟)シシーニョ(岐阜)とそろってて(今年ほとんど試合出てない選手もいるけど)キングオブヴォルティス(と呼ばれているかは知らんけど)岩尾がいるという。

徳島は基本的にサイドアタックなので、外の使い方と選手のクオリティが重要で、そこからの流れで上手く中を使えるのかが大事になってくる。
清武野村が外と内頻繁に入れ替わってボールを引き出したり小西岩尾が縦で入れ替わって繋いだりしていてチャンスも出来ていたので、結果としては残念だったけれども期待感の持てる試合で、悪くはなかったのではないか。
特に田向内田の両SBは攻守両面で、結果失点した場面に関わってしまったとはいえ非常に頑張っていてよかった。内田は本当はもっと高い位置でボールを持って仕掛ける事が出来るとさらに良さが出るのではないか。
あとバイスはマッチョすぎる。

柏というチームを生で見るのが初めてである。
しかし選手は結構見たことがあったりして初めて感はそんなにないのだ。
江坂瀬川(群馬)中村(福岡)小池(山口)小泉(新潟)菊池(湘南)クリスティアーノ(甲府)・・・こう見たらこっちも結構なオールスター感だな。

クリスティアーノは甲府のころの、前でボール来るの待ってるだけで、受けたら一人で仕掛けて強引にシュートまでもっていくイメージしかなかったのが、今はサイドの薄いところを狙ってボールを受けてチャンスメイクに徹しているのを見て驚いた。

オルンガは電柱なのに結構守備はサボらなくてちゃんと走る。クロスのポジション取りも上手い。ただ右足が全く使えなくてひどいw

ヒシャルジソンがいつもいいところにポジション取っててボールが転がってくる。カバーリング力が非常に高いく、更に推進力もあって中々良い選手だ。

今回一番目を惹いたのがDFの上島。
全然知らないと思ったらルーキーだそうだが、右に染谷左に古賀を従えて真ん中に堂々としていた。大きくて競り合いに負けない強さがある。カバーリング技術も高くこの試合ミスはなかったんじゃないかな。
なにより素晴らしいのはキックの精度。特にロングキックの軌道が美しい。あまりこういうの蹴れるDFはいないので貴重。
チーム成績次第ですぐに引き抜かれるんじゃないだろうか(レイソルユース出身の大卒らしいけど)


最後に余談。
相変わらずサポーターは相手へのリスペクトを感じない言動が多い。
ブーイングしているならその分自チームに声援送った方がいいと思うんだけど。
そのくせ「声がちいせえ!それでチーム勝たせる気あるのかよ」とか言っちゃう。
クルヴァ以外のでチャントは歌わない普通のおっさんでも相手の罵倒しか聞こえてこなかったからもうチーム全体のサポーターの意識がそうなってるんだろうか。
まあ部外者の戯言で申し訳ないんだけれども。