2020年9月16日水曜日

J2第9節 大宮アルディージャvsアビスパ福岡inNACK5スタジアム 0-1

試合前中止となった分の振替。当時とチーム状況が真逆になってしまったのがタイミングの妙というかなんというか。
ボールパーソンいなくてライン際にボール並べるシステムだったけどコロナでそうなったんだっけか?(記憶にないが
スピーカー近くに座ると死ぬので、球団職員らしき方にスタジアムでチャント流すのかを確認したところ、雰囲気を作るために流すとのこと。選手の要望もあるそうだ。一応軽く、グラウンドの声を聞きたい人もいるので可能であればなしにしてほしいとはお伝えした。

というわけで8月よりかなり良くなっているアビスパはボランチが前寛之と松本泰志がコンビでこれがかなり安定感ある。お互いにバランス取るのにも優れていて、さらに二人とも受けたあと安易に戻さないので攻撃にテンポが生まれる。前寛之はパス出す前に一枚交わしてからという意識もあるし、常にゴールに繋がるパスを狙っている。もはや岩尾(徳島)クラスの選手。
増山は最後の最後まで前線のプレスをさぼらないしこういうのは後半苦しい時にチームが奮い立つプレイだと思う。
ここまで相手に握られて相手ペースが続く時間が多かった試合は久しぶりだと思うが苦しい時を耐えてワンチャンスをものにできた戦い方ができたのはとても大きな収穫であろう。
しかしさあ守ろぞ!って時に鈴木惇と三國ケネディエブスが入ってくるのは守備固めなのか守備緩めなのかわからなくて心臓に悪い。

でひと月前よりかなり悪くなってる感じの大宮。
イバが入って前線の溜めができるようになったのだが、そこから先がない。フォローがほとんどなくイバが受けても攻撃の起点になれない。
なぜかしばらく考えながら見てたのだけれど、原因としてはおそらく攻守の切り替えのスイッチの問題。
基本的にリトリートで(引いて)守っているため自陣深くまでチーム全体が戻っていることが多く、ボールを奪ってから最初の選択がイバになるのだが、それが遠くなっていることもあり攻めるぞとなった時には最終ラインまでボールが戻っていたり、最悪イバが潰されてまた相手ボール、という展開になっている。
また全体的に追い抜かしていくプレイが少なく、この試合シャドーで入っていた菊地俊介と小島がサイドバックとボランチ横のスペースに入っていい位置でボールを受けても戻さざるを得ない状況ばかりで、どうにもゴールへの道筋が見えてこない。
ゴールからの逆算したプレイという意味では、後半自分からゲームを動かすことができる黒川と大山が入ることで改善したように思う。

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