2020年10月20日火曜日

J2第27節 ザスパクサツ群馬vsアビスパ福岡in正田醤油スタジアム 0-1

 

調べたら2017・7・16以来の敷島。その時もアビスパ戦で、石津と岩下がゴールを決めていた。さらに冨安がいた。
前橋は宇都宮や赤塚よりも電車の本数が少なすぎてつらい・・・
遂にアウェイ席が解禁されてザスパには感謝しかない。
もともとチャントがひっきりなしでピッチの音が聞こえないのが嫌だったので個人的に現状が一番最高。

福岡は12連勝で首位に立ったということよりも、この試合で勝ったということが何よりも大きいと思う。
なぜかというと
1.増山松本などの選手を休ませられて勝った。
この二人は特に攻守両面で大事な選手なので、少しでも休ませられたのは大きい。

2.クローザー三國の5バックでなく守り切った。
今まで1点差ゲームは三國がクローザーで入って5バックで跳ね返す、というのが勝利の方程式だったのだが、そうでなくて試合終盤でも前からプレスを掛けに行って相手に自由にプレイさせる時間を減らして守り切ったというゲームができたのは、(おそらく増山城後が後半途中から出てきたからというのもあるだろうけど)かなりの収穫。

3.ボールを保持した試合で勝った。
壮絶なボール譲り合い合戦となった栃木との試合が顕著なようにアビスパは基本相手にボール持たせてプレスからのカウンター、というのでここまで勝ってきてるのだが、ここ数試合は自分たちでボールを握って時間を作ってパスで相手を崩してシュートという場面が増えてきた。連動して裏取りとかワンタッチツータッチで三人目とかそういったプレイが増えてきて攻撃の時間でも面白い時間が増えてきている。さらに強いプレスからのカウンターは健在なので、スキのないチーム作りが徐々に完成されてきているのではないか。

山岸祐也は人を背負ってのプレイがここまで上手かったかというのが驚きで、少々難しいボールでもキープして前を向けるし、そうかと思いきやワンタッチで叩いたりとかなり器用にポストができて攻撃に変化をつけられる選手。
ファンマはどちらかといえばロングボールには強いがキープというよりも相手にプレッシャーをかける選手なので使い分けになってくるだろう。


ザスパのメンバー、清水小島岩上宮阪林陵平内田達也大前と知った顔がたくさんいて楽しい。
岩上はセントラルでボールの引き出し配球と縦横無尽だし宮阪のロングキックは相変わらず美しい。
それ以外で目立っていたのは14番の平尾。サイドなんだけど行動範囲も大きく好守でチームをフォローできるかなり気が利く選手。ドリブルもいいので期待。
11番の田中稔也はポジショニングが良く、相手の急所に立ってボールを引き出すことが上手い選手。外から内、内から外への動きが絶妙に上手い。顔で、こんだけ上手いのに年齢が残念なんだよなあと思ってプロフィールみたらまだ23でビックリした。来年は確実にこのチームいないと思う。

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