2020年10月7日水曜日

J2第24節 アビスパ福岡vsギラヴァンツ北九州 inベスト電器スタジアム 2-0





ついに我慢できなくなって福岡に来てしまった。(私は福岡に縁もゆかりもありません)
基本的にここ5年近く殆どの観戦がアウェイ側なので、スタジアムが全部味方というのは久々の感覚。
ダービーで順位入れ替わりということもあって客席のテンションも最高だった。
スタジアムDJの煽りも、まったく無関係な自分ですら奮い立つものがある。
ATの時間だったり、ユニフォームの色の紹介だったりをスタジアムDJが行うというのは新鮮な驚きだった。
しかしDAZNで映るバックスタンドメインスタンドの豪華さに比してまさかゴール裏がここまで低いとは思わなかったなあw

アビスパに関して今更言及するようなことはほとんどないのだが、印象的に残ったのは石津が東奔西走で守備にめちゃめちゃ頑張っていたこと。見た目攻撃大好きで守備サボりたがるイメージな彼が一心不乱に戻ってファーストディフェンスしている姿は胸に来る。
増山朝陽の足が速いのはもちろんなのだが、特に彼の場合奪ってからカウンターとなった時のダッシュ力が半端ない。磐田戦でのゴールとかが象徴的。
この日もいの一番の前線に飛び出していくのが彼で、結果として目立ちにくいけど重要なプレイをしていることが多い。神戸なのでマジで借りパクさせてほしい。
GK村上は山口追いかけてた時期によく見ていたが、相変わらずシュートストップや飛び出しが上手い。安定感が高くて良いGK。セランテスのサブという立ち位置だがサブにはもったいないレベル。
長谷部サッカーとしては本来もう少し高い位置でプレスをかけて奪い取りたいイメージなのだろう。実際簡単に外されてシュートという場面もあったがそこで失点しない強さもある。
サイドでボールを持たすのは構わないという余裕が最後に効いてきてる気がする。
この試合でいえば最終ラインの外側で岡本や加藤弘堅がボールを持った時にはプレスに行かずに持たせることでパスコースをかなり絞って崩されないようにしてたのが印象的。
9連勝中にも謎のゴールとかいくつかあったし、5年周期説もここまでくると信憑性を帯びてくる。

北九州はディサロの怪我が響くような感じではないと思っていたのだが、結局その穴が大きいことになっている。さらにこの試合は高橋大悟も欠場なので、決定力とゲームメイクの2点で大きく響いた。
それでも町野のポストプレイと椿の突破で幾度かゴールを脅かすも好守や少しのミスで決められず、後半椿が村上と接触して退場となりこれでほぼ終了。
ただ1点入っていればわからなかった試合。
これはいつもの狙いではあるが、左SBの福森から高い位置にあがっている右SB藤原への長いサイドチェンジは非常に有効的だった。
また池元が随所にいいプレイを見せて流石ベテランという良さを出していた。受ける位置とかターンとかで相手の意表をつけるのは強い。
椿のケガの程度がわからないが、粘って勝ち点をどれだけ積めるか、ここがまさに正念場だ。

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