2018年12月1日土曜日

J1昇格プレーオフ第1戦 大宮アルディージャvs東京ヴェルディinNACK5スタジアム 0-1○

ヴェルディに勝つのはいたってシンプルである。
ビルドアップの際、CBとGKのテクニックとキック精度が大分ほどないため、そこに強くプレスをかければほとんど何もできなくなる。
だが大宮は富山を右サイドに置き、大山酒井とでサイドを抑えようとした。
その結果真ん中が空き、更に最終ラインにプレスをかけないため、井上汐音と渡辺皓太が楽にボールが入るようになった。
また奈良輪が高い位置を取ることが攻撃の要になるため、できるだけ守備に回らせたい。
つまり奈良輪の同サイドにマテウスを置いて押し込むだけで大宮は楽に攻撃できたはずなのである。
大宮の強みは、スペースを突くマテウスの突破力から付随する大前のエリア周辺のテクニック(FK含む)であり、マテウスがトップの位置にいるとそれが全く活きてこないのはわかっているはずなのだが・・・
というわけで攻撃面でも守備面でも大宮は「やらかして」しまっていた。
後半スクランブルでシモビッチを投入するのだが、放り込みになるとなおさらマテウスの出る意味というものが希薄になってきて、チームとしての良さが消えてしまう(まあだからシモビッチの出番自体が今年少なかったんだろう)というわけで常にちぐはぐであり、大宮の負けはある意味必然であったといえるであろう。

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