2020年11月7日土曜日

J2第31節 水戸ホーリーホックvsアビスパ福岡inケーズデンキスタジアム 0-1

 


もう1900キックオフだとかなり寒い。

ケーズデンキスタジアムはアウェイがアンジュレーションのほとんどないゴール裏に加えてコーナー横のスタンド席があるので実はそんなに見づらくない。

距離もフィールドまでの距離も意外と近くて埼スタとそんな変わらないくらいで豪華なメインスタンドとの対比も含めて結構好きなスタジアムである。スタグルも美味い。この日は店がかなり少なかったけど。


この試合の興味は1点、帰ってきた救世主、カルロスグティエレスがどんな選手かということ。

練習からずっと見てたけれども、まず利き足がわからないくらい両足で蹴る。ロングキックもショートパスも精度が高い。ちゃんと状況に合わせて使い分けてるのは凄い。(詳細は省くけど、左SBに右で蹴るとマイナスになりやすいとかそういうところの話。組み立てのときに意外と出来ないCB多いんすよ)

そしてデカい。デカすぎる。十万石饅頭。

上島と並んでもデカく見えるのはちょっとおかしい。もうバスケ選手だろこれ。

ポジショニングもミスがなく競り合いにも強いという結構完璧なCB。

グローリが復帰してからどう使い分けるのかが逆に大変そうだけど、クローザーでどちらかが最後に入るとなると相手はやってられないだろう。大魔神と呼ばれる日も来るな。五十嵐→島田→佐々木様。

あとコッソリ重廣がスタメンで復帰。前寛とのバランスの取り方は上手かった。ボール奪取できるのは強み。本当はもっと攻めたいのだろうけど。


GKとCB、さらにストライカーまでスペイン人で揃えて、このアビスパ福岡というチームは相当ティキタカでポゼッションが強いチームなんだろうなあ。


水戸はDAZNでも殆ど観れずに今日がほぼ初見。

かなり面白いし強いチーム。

何がすごいって選手は自由に動き回るのに距離感は変わらないこと。これって新しいポジショナルプレーじゃね?ってなった。

ポストプレーとクロスの入り方が上手い中山仁斗がトップにいて(彼はレノファにいたので知ってる。彼はJ1.5どころか1.2くらいの選手だと思う)、山口一真がトップ下っぽい感じになりつつも大きく動いてボールを引き出しながらゲームメイクして行く。もっとストライカー寄りの選手だと思っていたので少し驚いた。遠藤康みたい。

中盤の平塚平野と右サイドの奥田はその山口の位置をみて時にはサイドに時には前へと適度な距離を保ちながら動いてサイドチェンジ絡めながらゴールへ向かっていく。ここら辺決まりごとにしているのかわからないがみんな視野が広く相手のプレスを剥がすのが上手い。

で左サイドの外山は大外高い位置を取りクロスを入れていく。

内容見たら本当にあとは最後だけという試合。

秋葉監督というのを正直疑いの目で見てたのだけれど、いきなりここまで仕込めるとは認識を改めて、謝罪しなければならないと思った。

最後に、3バックでンドカボニフェイス、住吉ジェラニレショーン、三國スティビアエブスが並ぶと見分けが全然つかなくて困る。

0 件のコメント:

コメントを投稿