2020年8月21日金曜日

J2第13節 大宮アルディージャvsギラヴァンツ北九州inNACK5スタジアム 1-4

 


8月頭の福岡戦が入場目の前で中止という初めての体験をしたため、この日が今年最初のNACK5。
ゴール裏もブロック割で販売していたけどゲートや中で仕切られていない仕様だった。
見る場所はこの日も変わらないが。

最悪だったのは「リモート応援システム」とやらで場内のスピーカーからずっと音が流れていたこと。
真上にスピーカーがあってグランドの音声がほとんど聞こえなかった。
スピーカーで流れるチャントはただ音声を流しているだけにすぎず、グラウンドの状況を鑑みた音ではなく、そこには魂がないためただの雑音でしかない。
手拍子が声出しを喚起するため禁止ならこの音流す方がよっぽど声出しを煽っていると思うのだが。(無観客での措置ということならまだわかるし、例えばDAZN音声のみ雰囲気を増す演出として使う程度であれば悪くはないと思うが)

今J2を席巻している北九州。
パッと見でわかるすごさはプレッシャーの強さとセカンドボールの回収。
押し込んでいるとき相手陣地にほぼ全員が入って、ボール取られたら一斉にプレスをかける。そのため相手は苦し紛れに蹴らざるを得ない状況が多くなり、前に選手が多いこともあってセカンドボールをほとんど回収できる。いわゆるずっと俺のターン!である。
マイボールの時、ボールがここに動くと相手がこう動くからそこが開く、というようなイメージがみんな共有できているので攻撃に再現性がある。
この日は特に片側に相手を集めて、真ん中に入った高橋大悟が逆サイド裏へという狙いがハマっていた。
今一番真似したいゴールパフォーマンスでおなじみ、ディサロ 燦シルヴァーノは決定力が半端ない。先制点も、押し込んではいたもののなかなかシュートまで行けなかった状況の中、相手の一度のミスをしっかり決めてきた。2点目は流れが完璧。狙い通りの形だったといえるだろう。
彼を見るたびに「U-31」という漫画に出てきた藤堂涼介という選手を思い出す(もちろんこのキャラクターみたいなことをしているといっているわけではない)

もう一人注目したいのがCBの村松航太。
170ちょっとしか身長がないのに競り合い強く、身体の使い方がうまくて相手より先にボールに触れる。この試合でも191cmの戸島にヘディング勝ってたりする。
かなり面白い選手で、今後要注目。

大宮はなんで5バックで守っちゃったんだろう。
おかげで真ん中自由に使われて、奪っても前に味方いないからプレスで押し下げられて蹴っ飛ばすしかなくなっての繰り返し。しかもイッペイシノヅカとかは高い位置でプレイしてなんぼの選手なのに守備しかできなくってそのまま前半で交代とか。
奥抜もサイドでのチャンスメイクよりゴール近いところでプレイした方が活きる気がするんだけどな。
黒川もいいところがなくて残念。水戸の時はもっと俺が俺がしてたのに悪い意味で丸くなっちゃったのか?(頭は水戸のころの方が丸かったけど)
富山は身体強くてポストもできるし前でプレイした方がいいのに結構サイドとかに置かれるときあるのはなんでだろう。器用だからなのかね。
あまり使われないけど出た時はちゃんと仕事する選手。

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