2020年8月18日火曜日

J2第12節 松本山雅vsアビスパ福岡inアルウィン 1-0

 




初めてアルウィンに。
ピッチ近くて高さがあって非常に見やすくて良い。NACK5と逆で上段のほうが立ちなのはちょっと残念。
ホーム側からビジョンが見にくい珍しい立ち位置。
あとは屋根さえあれば完璧なのに。
からしいなりがめっちゃ美味かったです。

アビスパは今年優勝候補に挙げていて特に注目しているチーム。大宮戦が目の前で中止になったのでこの試合が今年初観戦。
2015年のプレーオフ決勝も行ったりしてアビスパというクラブ自体も結構好きなのだ。(2015はハマタがいたから観に行ってた)
長谷部アビスパは結構立ち位置を見てると面白くて、4-4-2なのだけれどサイドハーフがあまりサイドでプレイせず大外は基本サイドバックのものになっている。で真ん中の選手が最終ラインの組み立てに参加したり前を追い抜いたりする動きをするとその場所にサイドハーフが入ってくるという感じになっていた。
鈴木惇や田邉は二人とも攻撃の際に活きるタイプなので、前寛が出れない状況が続いているのは結構苦しい。これが失点が多い原因かも。
(あと個人的に鈴木惇はアフターで削りに行くことが多くてあまり好きなスタイルではない。少し前岩下石津鈴木惇と並んでたときは完全にそっち系の雰囲気バリバリだった)

上島は去年観たときからそのロングフィードの上手さに惚れていて、高さもあり競り合いに強くかなり頼れるCBになっている。ドウグラスグローリとのCBコンビはリーグトップと言ってもいい。
ドウグラスグローリはハイボールに滅法強く、アウグスト相手に、数えてた内では全勝してた。

攻撃面では特に目を惹いたのが北島祐二。
スピードではなくテクニックで抜けるタイプのドリブラーで、自分の間合いがあって相手がどれだけいても自信持って仕掛けていき、簡単に抜いていく。山形で坂元達弥を観たときに受けたインパクトに近いものを感じた。将来楽しみな逸材。来年もう引き抜かれてもおかしくない。
あと遠野大弥もトラップとか細かい所作が上手くて、狭いところでも簡単にプレイしている。残念なのはパスを川崎が持っていること。

山雅は長期政権から変わったことで苦労している感じ。
あまり組み立てが上手く行ってる感じは見られずに結局セルジーニョアウグスト頼みという。
一応3-4-2-1なのだが、1に入ったセルジーニョは自由に動き回ってスペース見つけるのがうまくてボールを引き出すのが上手いため実質ゼロトップな感じ。
セルジーニョがひきつけて空いているスペースを使って攻撃しようとしている感じがしたがその分サポートが弱くそこを潰されると立ち行かなくなる。

注目したい選手はCBの常田。彼もデカいが俊敏で裏への対応もしっかりしている。そして左利きなのがいい。ベガルタからのレンタルなのかな。後ろから組み立てるチームだともっと重宝されるんじゃないかと思う。

最後に藤田息吹は鳥栖の小屋松といい勝負だと思う。

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