2019年2月23日土曜日

J1第1節 鹿島アントラーズVS大分トリニータinカシマスタジアム 1-2○


今年の大分はJ2ファンの希望である。
開幕戦アジア王者を相手に去年と同じ戦い方で勝利したのは、昨シーズンの昇格プレーオフで磐田に突き付けられた思いを払拭するに充分であった。

ご存知の通り今年の大分はJ2オールスターとでもいうべきチームである。
2018年J2でのトップクラスの能力を持った選手たちが集まった。
このチームがなすすべなく敗れていくとなるとダメージは磐田戦の比ではない。

GK高木含めてバックラインのビルドアップ能力はもしかしたらJ1でもトップレベルなのではないか、ということ。
ミシャペトロビッチが見たら泣いて喜びそうだ。

私は小塚に2017シーズンに出会って以来、すっかり彼のプレーの虜である。
今日本人選手で一番天才という言葉が似合う純粋なファンタジスタだ。
常に相手が嫌がるところへワンタッチツータッチでパスを送り込むことを考えている。
それはいつもギリギリのタイミングでギリギリの所を狙っているため、ミスも多くなるがその分リターンも大きい。
片野坂サッカーと融合した小塚のプレイに日本中が震撼する時が来た。
伊藤涼太郎とのコンビネーションは今年いくつもワクワクさせてくれるに違いない。

さて鹿島。
しっかり見るようになってからはJ2専門なのでほとんど選手がわからないのだが遠藤康が凄い良い選手であった。あとレオシルバ。この二人はほんとどこにでも顔を出せて、ボールが必ず回ってくる。なんで代表選ばれてないんだろう。
ほぼ唯一といっていいほどちゃんと知っていた鹿島の選手は安西幸輝。
2017シーズンぶりだが、体の強さが半端なかった。縦への推進力とカットインしてシュートというのはもともとの得意プレイだが、そこに当たりの強さが加わっており、止めるのが非常に困難な選手になっていた。サイドバックでこれだけクオリティ持ってたら代表すぐ入れるだろう。

鹿島の失点及び危ないシーンは大体がCBの5番が関わっていた。
彼はヘディングも身体も強いので跳ね返すのには非常に優れているのだが、もしかしたら彼の守り方のクセなのかもしれないが、空中のボールを相手と1対1で競るという状況になった際、ボールに関係なくまず相手に当たりに行って勝とうとするので、そこを上手く入れ替わられてということになっていた。

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