2018年8月25日土曜日

J2第29節 東京ヴェルディvs大分トリニータin味の素スタジアム 0-0△

スコアレスドローだけどどちらも持ち味を出し切った良い試合であった。

ヴェルディの大きく変わったところは畠中が抜けたため井林をセンターに戻し右に田村を、代表に行っている渡辺皓太のところはそのまま井上潮音かと思いきや佐藤優平をインサイドの左へ。泉澤奈良輪を縦に並べて左から攻めるぞという意思を感じる布陣。
大分に押し込まれるものの、その狙い通り左サイドで裏を取りゴールを脅かす場面が何度も見られた。
逆に右の藤本は大分がサイドに人数を多くすることもありさほど見せ場は作れなかった。

大分は今シーズン初めての観戦。
極端なサイド偏重で、右はSH松本とCB岩田を中心にインサイドである小手川もかなり松本の近くでプレイする。左も同様に那須川と福森、インサイドの丸谷でサイドの数的有利を常に作っている。相手陣内深くまで入り込んでCBがクロスを上げるのもザラにある。
特に目を引くのがバックラインのボールテクニックで、GK高木駿含めて前出の福森岩田、さらに鈴木義宜と全員が正確なボールコントロールからビルドアップを行っていたのが印象的であった。
高木駿は飛び出すタイミングも上手いし、どんなタイミングでボール持っても落ち着いているし、キックも正確だしで、正にハイラインには最適なGKって感じなんだけどなんでジェフは放出しちゃったんですかね。
このように偏った布陣なため、センターの馬場と前田(めっちゃイケメン)が随所に顔を出してフォローしていた。気が利く選手がホント大好きなのだ。こういう選手いないと絶対崩壊する。

この試合どちらも、ないものねだりというか、ヴェルディはトリニータのバックラインのテクニックがあればって感じだったし、トリニータはヴェルディの前線のような力強さがあればとも思ったのではないだろうか。

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