2019年6月2日日曜日

J1第14節 FC東京vs大分トリニータin味の素スタジアム 3-1●

久保建英には未来が視えている。
彼には、自分のボールが何cm動いたら相手がどのように動くか、そこから味方はどこに動くのか、そしてゴールまでの道筋が視えている。
そしてその未来視通りにボールをコントロールできる。
チームメイトの能力や性格などを把握したことにより、限りなく正確に先を視ることができるようになったことが、今年彼が中心選手となっている理由ではないだろうか。

正直今回は久保さんがどんなものか見てやるか、くらいの気持ちで来たのだけれども、ビックリするくらい瓦斯は彼のチームだった。
基本的に攻撃は彼がボールを持つか、ディエゴオリベイラが裏一本のボールをキープしたときにしか形にならないんだけどそれだけで何とかなる。(ディエゴオリベイラの身体は強すぎる)
彼のボールコントロールはドリブル含めて全然ボールが身体から離れないので全く取れる気がしない。明らかに一人だけ異次元のボールタッチをしていた。
ドリブルはSFC時代のサッカーゲーム(エキサイトステージやプライムゴール、フォーメーションサッカー)のようなドリブルである。もうYのショルダータックルで一発怪我させるしかないと思う。

それ以外の選手では、永井は裏抜け突貫野郎だと思ってたんだけど、むしろ全然裏抜けしなくて、守備で走り回る方が多かったように思う。


大分は失点が全部ミスからであった。パス一本の強弱が勝敗の分かれ道っていうのはシビアだけど首位相手にそういうミスはさすがに見逃してくれないよねっていう。
長谷川健太に、前からプレス行かなきゃ楽だぞというのがバレていて、結局それを覆せなかったところが今のチームの苦しさを物語っている。
最初のチャンスで星がGK正面に蹴っちゃったのが決まってたら、だとかそういうところなんだと思う。

小塚はやっぱりこういう状況ではあまり活きる選手ではない。カウンターで相手の態勢が整っていないときに、一番相手の嫌がるポイントへ正確なボールを蹴れる選手であり、引いた相手を崩すというのは、自分へのプレッシャーが厳しくなって、パスも厳しいところを狙うようにすると結構雑に蹴ることが多くなりあまり効果的にならない。こういう時は伊藤涼太郎の方が自分でボールを運べる分良いのではないかなと思う。

余談
いつもの入場ゲートへ行ったらまさか開いてなくて、どういうことかと思ったらアウェイも一緒だった。
さらにアウェイゴール裏、ヴェルディは全面開放してるのに、半分近く緩衝地帯にされていてヒデえなと思った。
観客数の多さも相まって何度も来てるスタジアムなのに別物な感じだった。

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